食事とお口の関係 〜むし歯は”酸”がつくる?〜

毎日の食事は、私たちの体にとって欠かせないものですが、実はお口の中にも大きな影響を与えています。

特に注目したいのが「pH(ペーハー)」です。pHとは、酸性・中性・アルカリ性の度合いを示すもので、歯の健康とも深く関わっています。

【食後、お口は”酸性”に傾く】

私たちが食事をすると、口の中の細菌が糖を分解して”酸”を作り出します。この酸によって、口腔内のpHは一時的に酸性(pH5.5以下)に下がります。

この状態が続くと、歯のエナメル質が溶け始める「脱灰(だっかい)」が起こり、むし歯のリスクが高まります。

【元に戻るには時間がかかる】

食後、唾液の働きによってpHは徐々に中性に戻っていきますが、その回には約30分〜1時間ほどかかるといわれてます。

もしこの間に食事をすると、またpHが下がり、歯が酸にさらされる時間が長くなってしまいます。

【むし歯予防のためにできること】

・だらだら食べを避ける

・お水やお茶でお口をすすぐ

・キシリトール入りのガムを活用

・定期検診をうける

食事のたびに、歯は”酸の攻撃”を受けていることを知っていただけたら、きっと日々のケアの大切さを感じていただけるはずです。

お口の健康は、日々のちょっとした意識で守ることができます。何か気になることがあれば、いつでもご相談してくださいね!

森下ベリタス歯科は江東区にある歯医者です。
「森下駅」より徒歩2分・「清澄白河駅」 より徒歩9分でアクセス可能。

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