お子さまの治療について

小児歯科について

まずは歯医者に慣れることから

子どもの頃の歯医者さんの印象はとても大切です。
初めて来院したお子様には、歯科医院が嫌いにならないようにコミュニケーションを大切にしております。

まずはブラッシング指導から始めていき、慣れてきたらフッ素やシーラントを行っています。
治療が必要なお子様は、その後にむし歯治療へと進んでいきます。

女性の歯科医師も在籍

当院には女性の歯科医師が4名在籍しております。
女性歯科医師のほうが怖がらずに治療を受けていただくお子さんも多くいらっしゃいます。

女性ならではの気配りを心がけ、お子さんの将来を見据えた治療を行います。

赤ちゃん連れでも来院可能です

当院は治療スペースを広く設計しており、ベビーカーも一緒に入ることが可能です。

赤ちゃんや小さなお子さん連れの方もどうぞお越しください。

お口の中の検診

定期的にお口の中をチェックしましょう

むし歯が出来て痛くなってから来院すると、歯医者がトラウマになってしまうこともあります。
小さい頃から歯科検診に通うことで、歯医者に慣れていただくことができます。お子さんも定期的に歯科医院で検診を受けましょう。

当院ではお口の中のチェックと、お子さんに合わせたアドバイスをしております。

 日頃のブラッシング

 食生活についてなど

 歯の本数(順調に生えているか)

 フッ素との付き合い方(歯磨き粉の選び方)

 むし歯の有無の確認

 歯並びの確認

1歳6ヶ月歯科健康診査

当院は、江東区1歳6ヶ月健診の指定医療機関です。
お電話にてご予約承りますので、保健所から送付された受診票をご持参ください。

その後は半年から1年を目安に検診を受けましょう。

ブラッシング指導・
食事指導・仕上げ磨き

ブラッシング指導

ご自宅でのブラッシングを確認させていただき、歯科衛生士より効果的なブラッシング方法をアドバイスしております。

食事指導

間食や就寝時前の飲料の取り方など、むし歯にならないよう食生活についてのご説明をさせていただきます。

仕上げ磨き(保護者の方へ)

ひとりで磨けるようになるまでは保護者の方の仕上げ磨きが大切になってきます。
磨きづらい歯と歯の間、裏側、奥歯の磨き方をご説明しております。

フッ素の塗布

フッ素は以下のような働きが、「歯」と「お口の中の細菌」に作用し、むし歯になりにくくする効果があるとされています。

 唾液中に含まれるミネラルの沈着を促進し、再石灰化を助ける

 酸の生成を抑える

 歯の質を強化し、酸から歯を溶けにくくする

「生えたての乳歯」や「生えたての永久歯」は、歯の質が弱くむし歯になりやすいです。
そのため、フッ素を塗ると予防の効果が期待できます。

当院で使用しているフッ素

フッ素がお口のすみずみまで広がりやすいペーストです。毎日のむし歯予防に効果的です。

生えたての歯は表面がボコボコしており、むし歯菌が付きやすい状態です。
これはミネラルを補給してくれる作用があるので、歯の内部まで浸透し、丈夫でツルツルな歯へと磨き上げます。

歯に密着するジェルタイプ。いつもの歯磨きのあとに使用いただくと、より効果的です。

他のフッ素に比べ、むし歯の原因菌の発育防止に優れた効果があります。
毎日続けることでむし歯の発生と進行を抑えることが出来ます。

シーラント処置

シーラントとは、永久歯・乳歯の奥歯にみられる烈溝と呼ばれる溝を、フッ素含有の樹脂で塞ぐむし歯予防法です。
奥歯の溝は複雑な形をしており、毎日歯磨きをしていてもむし歯になってしまうことがあります。

シーラントで奥歯の溝を埋めることにより、奥歯の溝のむし歯を防ぐことが可能です。

マタニティ歯科外来

当院ではご妊娠中の方の歯科検診や歯科治療を行っております。
※ご妊娠中の方が安全に治療を受けられるよう、体調などを十分に考慮した上で行います。

妊娠中もしくは妊娠している可能性のある方は事前にお申し出ください。
また当院には女性歯科医師も在籍しております。女性ならではのお悩みなど、お気軽にご相談ください。

妊娠中の歯科検診・クリーニング

妊娠中はホルモンバランスが崩れやすく、歯周病リスクが向上(妊娠性歯肉炎)してしまいます。歯周病が進行すると歯ぐきの腫れや痛み早産・低体重児出産といったリスクが向上します。

他にも歯磨きがしっかり行えなかったり、胃酸逆流によって口腔内が酸性状態になる(共につわりによる影響)ことで、むし歯のリスクも向上してしまいます。
妊娠中の歯周病やむし歯を防ぐためにも、当院では定期的な歯科検診・クリーニングを推奨しております。このような予防処置であれば、体調次第では妊娠初期の方でも受診可能です。

妊娠中の歯科治療

妊娠中期に入った方であれば、基本的に歯科治療をお受けいただけます。

ご妊娠中の方の体調次第ではありますが、局所麻酔の使用や歯を削るといった処置も可能です。特に出産後はなかなか時間が取りづらくなるため、妊娠中に治療を受ける患者さんも多くいらっしゃいます。

※緊急性がないと判断した場合は出産後の治療を提案する場合もあります。

妊娠中のレントゲン撮影や服薬など、診療に不安のある方はお気軽にご相談ください。

小児歯科のよくある質問

生え変わるのに、なぜむし歯の治療は必要ですか?

むし歯を放置すると当然ですが乳歯でも痛みが出ます。さらに痛みがあると噛む場所も偏ってしまい、顎の発育に影響します。

また生え変わる際は、乳歯を使って(乳歯に寄りかかって)生えます。仮にむし歯で歯がない場合、まっすぐ生えず、永久歯の歯並びにも悪影響があります。

子供の頃から歯列矯正は必要ですか?

歯列矯正の適切な時期はお子さんによって異なりますが、親御さんが気になったら検診をおすすめします。

また乳歯時にアプローチしたほうが良いケースは「反対咬合」です。
反対咬合とは上顎より下顎のほうが出ている状態を言います。乳歯時の反対咬合には適切なアプローチ方法があります。

何歳まで仕上げ磨きは必要ですか?

「磨いている」のと「磨けている」は異なります。
正しく磨けている状態にするために、小学校高学年まで仕上げ磨きをすることをおすすめしております。

歯をぶつけたようですが、受診したほうが良いですか?

出血や歯の変色もなく、痛みもなければ経過観察で良いと思います。
しかし見た目では分からなくても、痛みを伴っている場合は骨に異常がある可能性がありますので、歯科医院を受診しましょう。

妊婦でも歯科治療は受けられますか?

妊娠中でも当院にて治療は可能です。
また妊娠中は、女性ホルモンの分泌が増加するため、歯茎が腫れやすくなるとともに歯周病菌の増殖が促進されます。そのため、妊娠中でも歯科検診は推奨しております。

ただし妊婦さんの体調が第一のため、治療ペース・内容はご本人と相談しながら進めます。