☆ブラキシズム・歯ぎしり☆
2015年4月20日

ブラキシズム・・・一般的には歯ぎしりと言った方が分かりやすいかと思います。歯ぎしりは寝ている間に無意識に食いしばって歯をぎりぎりとすり合わせるものです。
一緒に寝ている人から指摘されたことがある方もいらっしゃると思います。
また、歯ぎしりはぎりぎりするものだけと思われがちですが、3つのタイプがあります。
①グライディング・・・一般的に言われている歯ぎしりです。歯をこすりあわせてぎりぎりと音を鳴らします。
②クレンチング・・・上下の歯をギュッとかみしめて寝ている状態です。顎に大きな力が入っていますが、音は立たないので、周囲も気づきにくく本人も自覚しにくい様です。
③タッピング・・・上下の歯をぶつけ合いかちかちと音を鳴らすタイプの歯ぎしりです。
歯ぎしりは、普段の食事などで噛んでいる力の何倍もの力が長い時間加わっている状態になりますので
歯のすり減りが早くなる。かぶせ物が欠けやすくなる。知覚過敏の症状がでる。歯肉など周りの組織に影響がでる。
など、いろんな影響がでてきます。
ほとんどの人が歯ぎしりをしているといわれています。歯ぎしりの原因は、はっきりとはわかってはいません。
歯ぎしりを予防していくには・・・
起きているときに、くいしばっている事がある場合は、歯をかみ合わせないように離すように心がけましょう。
寝ている時は、無意識の動作なので、やめようと思ってやめられるものではありません。
個々にあったマウスピースを作製して、寝ているときの歯ぎしりを軽減するようにしていきましょう。
マウスピースは保険診療で作成することができます。
当医院でも歯型をとって1週間程度でできあがります。
ご不明な点ありましたら、スタッフに気軽にお声かけ下さい。