歯の抜ける原因第一位は・・・・・・
こんにちは。
ようやく暖かくなり桜のつぼみも膨らみはじめました。
お花見が待ちどおしい季節ですね。
さて突然ですが、歯を失ってしまう原因をご存じでしょうか。
歯を失ってしまう原因 第一位は歯周病と言われています。
厚生労働省に歯科疾患実態調査によると。30代から40代では3~4人に1人、
50代以上ではほぼ2人に1人が歯周病(歯周ポケット4mm以上の人の割合)と
されており、日本人の歯が抜ける要因の第一位とされています。
最近では、口の中だけではなく、糖尿病、心臓病、誤嚥性肺炎、骨粗しょう症などにも
歯周病が関係することが分かってきました。
食事のとり方でも歯周病やむし歯を予防することが出来ますので、少しご紹介したいと思います。
1 甘いものや果物は食事の後のデザートで食べることをお勧めします
脱灰の回数が多いとむし歯が出来やすくなります。
甘いもを食べる時は間食としてではなく、食後のデザートとして食べれば脱灰の回数を減らすことができます。
2 ダラダラ食べ、ダラダラ飲みはNG!!!
食事以外の時にもお砂糖の入った飲み物やお菓子を食べたりすることを続けていると、その間も脱灰が続き、
むし歯になりやすい環境となってしまいます。
食事以外でとる飲み物やお菓子は、なるべくシュガーレスやキシリトールのものを選ぶと、むし歯になるリスクを防ぐことができます。
3 寝る前の甘い飲食は×
睡眠中は唾液の分泌が少なくなります。そのまま歯を磨かずに寝てしまうとお口の中は酸性の状態が長く続き
むし歯が出来やすくなってしまいます。
4 よく噛んで唾液を増やそう
唾液は酸を中和させたり、再石灰化を促してくれたりする作用があります。
意識的によく噛んで食べることにより、唾液の分泌を促すことによってむし歯予防になります
☆脱灰 酸により歯の表面が溶けだすことを脱灰といいます
普段の生活を少し見直すことによって歯周病やむし歯は予防できます。
プラス 定期健診で健康な歯を維持していきましょう。