食後の歯の闘い
2016年4月3日
みなさまこんにちは
桜の季節となりましたがいかがお過ごしでしょうか?
さてムシ歯がどうのようにできるのかご存知でしょうか?
ムシ歯菌が歯を食べて穴があいてしまう…そんなイメージがあるのではないでしょうか?
実はムシ歯菌が食べカスをエサに、酸を作ります。その酸が歯を溶かしているのです。これを、「脱灰」といいます。
歯のエナメル質は、身体の中で最も硬い組織ですが、酸の攻撃を受けてエナメル質はpH5.5、象牙質はpH6を超えてしまうと溶け始めます。つまりお口の中が酸性に傾くと、歯が溶け出すのです。
食後のたった10分でpHは5くらいまで下がってしまいます。お腹も満たされゆっくりお茶を飲んでいる間に、歯は酸の攻撃を受け激しい攻防を繰り広げているのです。酸にさらされている時間が長ければ長いほど、ムシばまれた歯に近づきます。
歯も攻撃を受けているばかりではなく「再石灰化」 といって溶けたところを微量ながら自己再生します。
しかし残念ながら酸は金属をも錆びつかせてしまいますから、歯の再石灰化だけでは元には戻りません。
ここで最も効果的な方法は、ブラッシングです。酸を出す菌の集合体 プラークを食後素早く取り除くことがムシ歯にならない1番の方法です。
ムシ歯にならないようにするには、歯を、菌が出す酸から守ること。極力汚れが長時間歯にさらされることを回避できれば、お口の平和つまり健康が保たれるということになります。
今一度、歯磨きのタイミングを見直してみてはいかがでしょうか?