粘膜の病気
2016年1月23日
みなさまこんにちは
歯は歯肉に囲まれてますが、その歯肉はお口の中の 「粘膜」の中の咀嚼粘膜に分類されます。
歯肉は他の粘膜と違い食べ物があたっても傷がつかないように表層は硬くできています。
しかし、歯と歯肉の境目、歯周ポケットは汚れがつきやすく、そこから歯肉炎、歯周病が進行するのでブラッシングが非常に大切になります。
ではお口の中は、歯と歯肉以外どのようになっているでしょうか?
他は頬粘膜、歯槽粘膜、口蓋、舌 と 歯の周りには様々な「粘膜」で覆われています。
歯肉に比べ表層がとても柔らかいため、傷つきやすいのです。
身近なところでは、疲れた時によくでる口内炎。一度表層の防御を突破されれば治りが遅くなります。
口内炎以外にも、粘膜の病気はたくさん存在します。
原因として、疲労、ストレス、タバコ、刺激物のある食事、長期に渡る粘膜への刺激(入れ歯が合わない、欠けた歯が刺さる)、ウィルスによるもの、またガンという可能性もあります。
症状は病気によって異なりますが
ヒリヒリする
最近口の中がよく渇く
口内炎がなかなか治らない
よく傷ができる…
などの症状があると要注意です。
何か気になることがあれば遠慮なくお声がけしていただければと思います。