妊娠中のお口の中
2016年2月26日
みなさんこんにちは。
妊娠中は普段よりもお口の中にトラブルが起こりやすい事を知っていますか??
妊娠中はホルモンのバランスが通常と異なったり、食事や間食の回数が多くなったり、つわりのため
ブラッシングができなかったり、嘔吐はお口のなかを酸性に傾けるのでむし歯になりやすくなったり
歯肉炎や歯周炎にかかりやすい状態になります。
女性ホルモンが多く分泌されることで、これらを好む歯周病細菌が増えることで妊娠中は歯肉炎にかかりやすくなります。
「妊娠牲歯肉炎」と言います。
ブラッシングできちんとコントロールしないと歯肉炎がどんどん悪化し歯周炎へと進行します。
つわりの時期はうまくブラッシングできない場合は、小さめのヘッドの歯ブラシを選んだり、歯磨剤をさけたり
気分が良い時間にブラッシングをするなど少し工夫してみましょう。
また、むし歯のリスクも高くなりますので、フッ素やキシリトールを取り入れるのもよいと思います。
妊娠中に関わらずですが、自覚症状が無くても、お口の中の環境を整えておくことが大切です。
特に出産後は自分自身に目を向ける時間が少なくなってしまうと思いますので、出産前にお口のを歯科医院でチェック
してもらいましょう。