子どもの歯
2016年7月22日
こんにちは
梅雨明けも間近で、こらから子どもたちは夏休みに入りますね!
暑いので、アイスやジュースを食べる機会が増えると思います。
子どもたちのムシ歯の好発部位は歯の噛む面にある溝(裂溝)、歯と歯の間(隣接面)です。
溝のムシ歯は、病院に来て頂き診査診断を確実に行うことができれば、予防処置をしたり、少し進行があれば少し削って詰めることも可能で、進行のリスクを減らすことができます。
また、歯と歯の間の初期ムシ歯も発見しやすく、エックス線診査により簡単に確認できるので、見逃すリスクはそれほど高くありません。
しかし、溝のムシ歯とは違い、コーティングする予防処置を行うことはむしろ現実的ではなく、歯が欠けたり大きなムシ歯になってからムシ歯治療することが多いです。
隣接のムシ歯の最大の予防法は
甘味制限 と フロス使用 です
残念ながら、メインテナンスによって定期的に管理しても、子どもたちのそばにいるご両親の意識がなければムシ歯予防はできません。
子どもの歯は、永久歯に比べ水分量が多く、表面を覆っているエナメル質も薄いため、ムシ歯になりやすい歯なのです。
大人と同じような磨き方、食生活をしていると、永久歯よりもムシ歯が一気に進行してしまいます。
自分の子どもの歯はどうなんだろう?
と、心配な方は一度検診をオススメします。