CO(初期虫歯)
2016年8月21日
毎日、蒸し暑い火が続いていますね。
そろそろ、子供たちの夏休みも終わりに近づいてきて、夏休みの宿題はおわりまりたか??
ラストスパートで頑張っている頃かもしれませんね。
学校が夏休みのこの時期に学校の歯科健診の結果をうけて子供たちが来院されます。
学校健診では、歯の状態(虫歯の有無)や歯肉の状態(腫れや出血、歯石)、歯並びやかみ合わせ、磨き残しの状態
などをチェックしていきます。
そのなかでCOという用語があります。聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
COってどんな状態か知っていますか?
COは初期虫歯です。初期虫歯と聞くと、削って治療しないといけないと思われるかもしれません。
COは虫歯菌から出される酸によって歯の表面のカルシウムなどが溶け出して脱灰、白濁している状態です。
まだ歯の表面に穴が開いていない状態です。
日々のブラッシングや歯科医院での定期メンテナンスで再石灰化してきます。
ブラッシングなどがしっかりできていないと、穴が開いてしまいます。穴が開いてしまったら治療が必要になります。
穴が開く前のCOの状態であれば進行を抑制することができます。削ってしまったら元に戻すことはできません。
お口の健康のための1番の予防は毎日のブラッシングです。そしてそのブラッシングのチェックに
定期的に歯科医院で定期メンテナンスの受診をお勧めします。