マウスピース矯正中でも食べ歩きは可能!避けた方が良い物を紹介

「マウスピース矯正中だけど、友達と食べ歩きに行っても良いかな?」と悩んだことはありますか?

自身で取り外すことが可能だと言われているマウスピースですが、長時間に渡って外してしまうと、さまざまな問題が発生してしまいます。

しかし、せっかくの友達との食べ歩きの時間、マウスピースのことを気にせず楽しみたい!と思っている方もいるでしょう。

今回の記事では、マウスピース矯正中に食べ歩きをしたいと考えている方向けに、マウスピース矯正中の食べ歩きの際の注意点や、避けるべき食べ物や飲み物について詳しく解説します。

目次

マウスピース矯正中でも食べ歩きをして良いのか

はじめに、そもそもマウスピース矯正中に食べ歩きをして良いのかについて解説します。

マウスピース期間中でも食べ歩きはできる

結論から申し上げると、マウスピース矯正の期間中であっても食べ歩きはできます。

しかし、マウスピース矯正をしている方が食べ歩きをする際は、さまざまなことに注意しなければいけません。

何でも飲んだり食べたりしていいというわけではなく、避けた方が良い食べ物や飲み物がたくさんあるため、それらをしっかりと把握しなければなりません。

原則としてマウスピースは外して食事をする

マウスピース矯正中であっても食べ歩きはできると紹介しましたが、原則として食事中はマウスピースは外さなければなりません。

マウスピースを装着したまま食事をしてしまうと、うまく噛めないという問題はもちろんのこと、歯とマウスピースの間に食べかすなどが入り込み、それが虫歯の原因となってしまうからです。

マウスピースが変色、変形してしまう可能性もある

食事中にマウスピースを外さなくてはいけない理由は、虫歯のリスクだけではありません。

例えば、色の濃いコーヒーなどをマウスピースの装着中に飲んでしまった場合、コーヒーに入っている色素の成分がマウスピースへ付着し、マウスピースを変色させてしまう恐れがあります。

また、ホットコーヒーなどの熱い飲み物はマウスピースを変形させてしまう可能性があり、熱に弱く、60度以上の液体に触れると変形してしまう可能性もあります。

そのため、色の濃い飲み物や熱い飲み物には十分注意しなければなりません。

マウスピース矯正中の食べ歩きの際の注意点

次に、マウスピース矯正中に食べ歩きをする際、注意しなければいけないポイントについて解説します。

虫歯のリスクが上がってしまったり、変形や変色の恐れがあるため、食事中はマウスピースを外すことがマストとなっているマウスピース矯正ですが、実は他にも注意しなければならないポイントがあります。

以下では、1つずつ詳しく解説します。

歯とマウスピースの清潔を保つ

マウスピース矯正中の食べ歩きで注意しておきたい点として挙げられるのが、歯とマウスピースの清潔を保つという点です。

いくら矯正中に食べ歩きをしても良いとはいえ、対策をしなければ上記で紹介したような虫歯やマウスピースの変色、変形につながってしまいます。

マウスピース矯正中の食べ歩きで最も注意しておきたいのが、歯とマウスピースの清潔を保つことです。

自身で取り外しができるというマウスピース矯正の特性を活かし、こまめな歯ブラシはもちろんのこと、マウスピース自体の洗浄を行なうことで、マウスピースの清潔も保つことができます。

ワイヤー式の矯正治療に比べて虫歯のリスクは低いとはいえ、通常に比べると虫歯のリスクは高いです。

歯とマウスピースの清潔をできるだけ保つことで、虫歯のリスクを最小限にとどめることができるため、必ず意識しておきましょう。

装着時間が短くなりすぎないようにする

マウスピース矯正中の食べ歩きで注意しておきたい点として挙げられるのが、装着時間が短くなりすぎないように注意するという点です。

マウスピース矯正の場合、個人差はありますがおよそ1日20時間、それを1年前後装着することで歯並びが綺麗に矯正されます。

しかし、丸一日マウスピースを外して食べ歩きをしてしまうと、十分な矯正力を発揮することはできません。

たった1日かもしれませんが、その間にも歯は悪い方向に傾いてしまう可能性は高いでしょう。

そのため、食べ歩きをするにしても時間を制限するなどして、どうにか1日20時間というマウスピースの装着時間は守るようにしましょう。

食べて良いものとダメなものを把握しておく

マウスピース矯正中の食べ歩きで注意しておきたい点として挙げられるのが、食べても良いものとダメなものを把握しておくという点です。

マウスピースを外せば食べ物を食べたり飲み物を飲んだりしても良いとはいえ、制限なしで全ての食べ物や飲み物を食べたり飲んだりしても良いというわけではありません。

以下で詳しく解説しますが、マウスピース矯正中は虫歯になりやすい甘い飲み物や、硬い食べ物などは好ましくありません。

マウスピース矯正の期間中に食べ歩きをする際は、食べてはいけないもの、飲んではいけないものをしっかりと把握しておきましょう。

マウスピース矯正中に避けたい食べ物・飲み物

次に、マウスピース矯正中に避けたい食べ物と飲み物について解説します。

以下では、理由も合わせて解説しますので、ぜひチェックしてみてください。

硬い食べ物

マウスピース矯正中は、硬い食べ物はできるだけ避けなければなりません。

  • お煎餅
  • りんごや柿
  • 硬めの肉

上記のような硬い食べ物を食べてしまうと、食べ物を噛んだ際の強い力で痛みを発症したり、歯列の歪みを発生させてしまったりする可能性があります。

飴は噛まずに舐める、その他硬いものは小さくカットして食べるなど、工夫が必要です。

粘着性のある食べ物

ネバネバしたような粘着性のある食べ物も、マウスピース矯正期間中は避けたい食べ物の1つです。

  • ガム
  • ドライフルーツ

これらの食べ物は歯に付着する可能性が高く、虫歯になってしまう可能性が高くなります。

また、不十分な歯磨きによってマウスピースに食べかすが付着してしまうと、マウスピース自体の不衛生にもつながるため、できれば避けた方が良いでしょう。

もし食べるのであれば、食後のケアをいつもより入念に行なうことをおすすめします。

歯に挟まりやすい食べ物

歯に挟まりやすい食べ物も、マウスピース矯正中に避けた方が良い食べ物の1つです。

  • ネギなどの繊維質の野菜
  • スナック菓子
  • 青のり
  • 硬い肉

これらの食べ物が歯の間に挟まってしまうと、虫歯のリスクが高くなるだけでなく、歯茎を傷つけてしまったり、歯をよからぬ方向へ圧迫してしまったりする可能性があります。

粘着性のある食べ物同様、マウスピース矯正期間中は避けることが1番の対策ですが、もし食べるのであれば細かくカットしたり、挟まってしまったら速やかに丁寧に取り除くなどの対策をすることをおすすめします。

色の濃い飲み物

色の濃い飲み物は、マウスピースの変色を招いてしまう可能性があるため、できれば避けたい飲み物です。

  • コーヒー
  • 紅茶
  • コーラ
  • ワイン

色の濃い飲み物の例は上記の通りです。

マウスピースが変色してしまった場合、最悪交換しないといけなくなってしまいますので、色の濃い飲み物は極力避けるようにして、もしも飲まなければいけない状況になってしまった場合、歯磨きを徹底することと、マウスピースの洗浄は欠かさず行ないましょう。

糖分の多い飲み物

糖分の多い飲み物は虫歯のリスクを高めてしまうため、マウスピース矯正の期間中は避けたい飲み物です。

  • ジュース
  • スポーツドリンク

ジュースやスポーツドリンクには糖分が多く含まれており、口腔ケアがしっかりできていないと虫歯のリスクは非常に高まります。

どうしても糖分の多い飲み物を飲みたい時はストローを使って飲むと、歯に飲み物があまり当たらずに飲むことができます。

とはいえ、完全に歯に付着することを防ぐことは難しいため、歯磨きなどの口腔ケアはしっかりと行ないましょう。

熱い飲み物

熱い飲み物を飲む行為も、食べ歩きの際は注意しておくべきポイントです。

  • 白湯
  • ホットコーヒー

白湯は身体に良いイメージがありますが、温度が高すぎる場合、マウスピースの形を変形させてしまう恐れがあります。

一般的には60度以上の熱い飲み物を飲むとマウスピースが変形してしまうと言われているため、注意が必要です。

ただし、ストローを使って熱い飲み物を飲んでしまうと、喉を火傷してしまう可能性が高いため、危険なので絶対にやめましょう。

まとめ

上記で紹介したように、マウスピース矯正中であっても食べ歩きをすることは可能です。

しかし、何でも好きなものを好きなだけ食べて良いというわけではなく、食べてはいけないもの、飲んではいけないものをしっかりと把握しておき、食べ歩き直後の口腔ケアとマウスピースのケアは必ずしなければなりません。

森下ベリタス歯科では、患者様1人1人のニーズに合わせたマウスピース矯正治療を提案しています。

当院のマウスピース矯正治療は目立ちにくいマウスピースを使用しているため、見た目を気にされる女性の方でも安心して歯並びを矯正することが可能です。

マウスピース矯正について少しでも興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

森下ベリタス歯科の矯正歯科

森下ベリタス歯科は江東区にある歯医者です。
「森下駅」より徒歩2分・「清澄白河駅」 より徒歩9分でアクセス可能。

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